第4話 合言葉は「府域一水道」
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解説
水道事業の将来を担う「広域化」の原動力
近年、水道事業を取り巻く環境は、様々な課題に直面しています。
大きな課題としては、3点あります。
- 1点目は、人口減少や節水機器の普及などによる、水需要の減少に伴い給水収益(水道料金による収益)が減少していること。
- 2点目は、法定耐用年数を超えた水道管が多く残存しており、更新を行うための財政負担が大きくなっていること。
- 3点目は、ベテラン職員が大量退職しており、技術力の低下や技術継承が深刻な問題となっていることです。
これらの課題に対応し、将来にわたり安全・安心で低廉な水を安定的に供給していくため、広域化による効率化を図ることが急務となっています。
私たち大阪広域水道企業団は、現在実施している水道用水供給事業と府内43市町村で実施している水道事業を一本化し、大阪府域を1つの水道事業(組織統合、会計統合)とする「府域一水道」という目標を掲げ、広域化に取り組んでいます。
もっと詳しく知りたい方は以下のリンクを参照してください。
更新日:2021年12月22日