大阪府域の水道の広域化について

更新日:2025年01月23日

府民の皆さまへ将来にわたり安全・安心な水道水を安定的にお届けするため、府域の水道事業の効率化や運営基盤の強化につながる「広域化」(市町村水道事業との統合)を進めています!

どうして広域化するの?

近年、水道事業を取り巻く環境は、様々な課題に直面しています。

人口減少や節水機器の普及などにより、水需要は減少
⇒水需要の減少に伴い、給水収益は減少の一途をたどっています。

大阪府の人口推移と将来推計(JPEG:92.7KB)

法定耐用年数を超えた管延長が約7,800km 管残存率は約32%で更新需要が増大
更新需要の増大に伴う財政負担は、増加の一途をたどっています。

法定耐用年数を超えた管延長・管残存率(JPEG:933.9KB)

ベテラン職員の退職
⇒技術力の低下や技術継承が、深刻な問題になっています。

水道事業に携わる職員の年齢構成割合(JPEG:125.2KB)

これらの課題に対応し、将来にわたり安全・安心で低廉な水を安定的に供給していくため、

広域化による効率化を図ることが急務となっています。

広域化したら何が良くなるの?

企業団と統合することにより施設の有効活用ができ、将来の料金値上げの抑制や値上げ時期の延期が可能となります!

広域化して困ることはないの?

  • 水道水はどうなるの?
    ⇒ご家庭に届く水道水はこれまでと変わりません。
  • 水道に関する手続きや問合せ、水道料金の窓口はどうなるの?
    ⇒これまでと変わりません。

私が住んでいる“まち”はどうかな?

現在、企業団が直接、各ご家庭に水道水をお届けしている地域は次のとおりです。

 

現在の統合状況の地図(PDFファイル:232.6KB)

どのような取組をしているの?

府域の水道事業は、水需要の減少に伴う料金収入の減少をはじめ、老朽化した水道施設の更新や耐震化等に伴う支出の増加、ベテラン職員の退職による技術継承問題など、厳しい経営環境にあります。
このような状況のもと、水道事業体が個々に課題に対応するには、財政的、技術的に限界があるため、市町村水道事業との連携拡大や企業団との統合を進めるなどの広域化を推進することにより、運営基盤の強化を図っていきます。

 

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