設備職T.U.

更新日:2024年04月25日

設備職 庭窪浄水場 整備課 技師 TU 2022年入職

Q1.自身が担当している業務について教えてください。

私は浄水場に設置している機械設備で更新時期を迎えた設備の改良工事に関する設計及び監理業務を担当しています。設計業務では、新しく設置する設備の仕様選定から設計図書の作成、工事の発注までを行っています。また、工事監理業務では、建設業者に発注した工事が設計通りの品質を確保し、法令を遵守した上で安全に施工が行われているか確認しています。

Q2.自身が担当している業務のやりがいや魅力を教えてください。

人々が生活する上で欠かせない水を供給し続けるために、浄水場ではすべての設備が常に安定して動作していなければなりません。自分が設計から携わった設備がその一部となるため、業務には責任も伴いますが、健全に稼働している設備を見ることができた時のやりがいはとても大きいです。

Q3.入職してから最も印象に残っている業務は何ですか?

入職後に初めて担当した工事です。浄水場内の手動バルブを電動化するという単純な内容の工事でしたが、浄水場の運用を継続しながら施工を行うため、普段は使用しないルートへ水の流れを切り替える必要があり、現場の調査や作業手順書の作成、濁水が発生する可能性のある区域への広報など、数か月前から入念に準備を行いました。当時は水道に関する知識が少なくとても苦労しましたが、上司や先輩職員の支えがあり、無事に工事を終えることができました。

Q4.入職前のイメージと現在の状況のギャップはありましたか?

私は技術職の中でも機械職として受験したため、入職前は機械に関する業務のみを担当すると思っていましたが、現在では機械分野の専門知識を活かした業務だけではなく、電気や土木工事の設計業務をはじめ職種区分を超えた様々な業務に携わる機会が多々あります。そのため、機械以外の技術職員とも深く関わることができ、幅広い知識が身に付く環境であると思います。

Q5.「学生の間にしておいた方がよいこと」や「学生時代の経験が活かせたこと」を教えてください。

日頃の業務では、職場だけではなく業者や他の自治体、時には地域住民など多種多様な人と関わりながら仕事を行う必要があります。そのため、コミュニケーション能力が身に付く、アルバイトで社会経験をしておくことはとても有意義であると思います。私自身、学生時代のアルバイトで行った商品販売やクレーム対応で様々な年代の人と接した経験が、現在の業務において外部の人と円滑なやり取りをする上で役立っていると感じます。

Q6.企業団で働くことを考えている方へメッセージをお願いします。

設備職の業務内容は多岐にわたりますが、どれも人々の暮らしに直結するとてもやりがいのある仕事です。企業団では経験豊富な先輩職員のサポートや研修制度が充実しており、業務で必要となる専門的な知識は自然と身に付いていきます。また、企業団は水道事業に特化した組織であるため、一度身に付いた知識が無駄になることはなく、専門性を高めることができます。皆さんも私たちと共に、大阪の安全・安心な水づくりを通して水道のプロフェッショナルを目指しませんか。皆さんと一緒に仕事ができる日を心待ちにしています。