四條畷市内の水道水における有機フッ素化合物について
四條畷市内の水道水における有機フッ素化合物の検出状況について
大阪広域水道企業団では、これまで、田原浄水場の有機フッ素化合物の検出状況と同浄水場の廃止等について、令和2年度の暫定目標値超過判明時点から、地元住民の方々をはじめ関係者に随時お知らせするとともに、企業団ウェブページに対応状況や検出状況等を掲載してきました。
令和6年11月29日に国が「水道におけるPFOS及びPFOA に関する調査の結果について」を公表し、四條畷市の水道水が令和2年度に暫定目標値を超過していたと報道されていることを受け、検出状況等について改めてお知らせします。
現在、四條畷市内には、全量、大阪広域水道企業団水道用水供給事業の村野浄水場(枚方市)の水道水をお届けしています。
PFOS及びPFOA(有機フッ素化合物の一種)の検出状況は、村野浄水場出口で10ng/L前後と、国の水質管理目標設定項目の暫定目標値である50ng/Lを十分に下回っています。
PFOS及びPFOA は浄水場から給水栓までの送配水過程で濃度が変化する物質ではないため、四條畷市内の水道水と村野浄水場出口は同程度の濃度と考えられます。
検査結果については、企業団の以下のウェブページをご覧ください。
なお、市の一部の地域(上田原地区の一部及び下田原地区の一部)には、地下水を水源とする田原浄水場の水道水をお届けしていましたが、令和2年度にPFOS及びPFOAが国の水質管理目標設定項目となったことを受け、水質検査を実施しました。その結果、田原浄水場の給水区域の水道水から暫定目標値を超過したPFOS及びPFOA が検出された(73ng/L)ため、速やかに、村野浄水場からの給水に切替え、田原浄水場を休止し、令和5年3月をもって同浄水場を廃止しました。
経緯の詳細については、大阪広域水道企業団四條畷水道センターのウェブページ「田原浄水場の廃止について」をご参照ください。
【用語解説】
〇 PFOS・PFOAとは(環境省リーフレット)
〇 国の水質管理目標設定項目とは
法令等で水質検査や遵守の義務が定められている水道水質基準項目と異なり、水質管理上留意すべき項目として設定されているもの
〇 暫定目標値とは
当時の科学的知見に基づき、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定されたもの
お問合せ先
四條畷水道センター 工務課
〒575-0051
大阪府四條畷市中野本町1-44
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ファックス:072-879-7185
更新日:2024年12月05日