災害対策について
1. 災害に備えて
平成23年3月11日、東日本大震災がおきました。地震や津波によって、水をきれいにする浄水場や、水を運ぶ水道管の多くが被害をうけ、水道がとまってしまう「断水」がおきました。断水によって、水が飲めなくなったり、トイレやお風呂が使えなくなったりして、たくさんの人が生活するのにとても苦労しました。泉南水道センターにおいても以前より、水道水がとまらないよう、配水池や水道管を新しくして地震に強いものにつくりかえるなど、災害に備えた準備をしています。
2. 応急給水対策
災害により被災し給水ができなくなった場合や、漏水等による断水に備え、給水タンクおよび可搬式給水タンクを準備しています。
応急給水のようす


3. 緊急遮断弁の設置
大地震が発生し、配水管が破損した場合、配水池の水の流出が考えられます。このような二次災害を防ぐため、緊急遮断弁を設置しています。

【低区配水池】

【高区配水池】
4. あんしん給水栓
「あんしん給水栓」とは、地震等でも比較的破損しにくいとされる大阪広域水道企業団の送水管を利用して、市民の皆さんに飲料水などの緊急用水を確保する設備です。市内10箇所にあんしん給水栓が設置されており、災害時には、臨時に組み立て式の給水栓を取り付けて給水します。取付けは職員が行いますので、市民の皆さんは触れないようご協力お願いします。送水管が破損した場合、箇所等により、飲料水が確保できない給水栓もあります。あらかじめご了承ください。
5. ご家庭でできる災害対策
災害時の非常時の場合、基本1日あたり1人最低3リットルの飲料水が必要であると言われています。万一に備え、ご家庭でも飲料水の備蓄をお願いいたします。また、お風呂の残り湯はトイレ用水等に役立つのでため置きされる事をおすすめいたします。
お問合せ先
泉南水道センター 工務課
〒590-0521
大阪府泉南市樽井737
電話:072-482-6552
ファックス:072-482-1460
更新日:2021年03月01日