水道管に流れる水で発電しています

更新日:2025年04月25日

 岸和田水道センターでは平成15年に流木配水場内に流木発電所を設置しました。この発電所には水道管で送られてくる水の圧力を利用した小水力発電設備が設置されており、この設備で発電した電力は流木配水場から葛城配水場に水を送るポンプの動力として活用されています。配管の途中に水力発電装置を設置するインライン方式は全国に先駆けた取り組みとなっています。
 小水力発電は、太陽光発電や風力発電のように気象条件などに左右されないため、1年中安定して発電できるだけでなく、火力発電などのように地球温暖化の原因物質の一つである二酸化炭素を排出しないなど環境面でのメリットもあります。
 小水力発電に関する主なデータ(平成30年度実績)は次のとおりです。

  1. 年間で削減できる電力量 約19万キロワットアワー
  2. 年間で削減できる電力料金 約350万円
  3. 年間で削減できる二酸化炭素量 約66トン
  4. 設備耐用年数 約25年
流木配水場小水力発電のシステム概要図
階段を降りた地下に発電機盤やバイパス菅につながった水色の水車発電機がある小水力発電所の写真

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