災害対策等
災害等(大規模な地震・停電・水道管破損等)に備えて
阪南水道センターでは、大規模な地震等の被害を最小限にするため、水道管や水道施設の耐震化など、災害に強い水道をめざして取り組んでいます。
応急給水対策について
災害や漏水等で給水ができなくなった場合に備えて、阪南水道センターでは、あんしん給水栓や給水タンク、給水袋を準備しています。
○あんしん給水栓
あんしん給水栓とは、地震等でも比較的破損しにくい送水管を利用して市民の皆さんに飲料水などの緊急用水を確保する設備です。災害時には、臨時に組み立て式の給水栓を取り付けて給水します。取付けは職員が行いますので、市民の皆さんは触れないようにご協力お願いします。
(注意)水道管が破損した場合、箇所等により飲料水が確保できない給水栓もあります。あらかじめご了承ください。
阪南水道センター管内(阪南市内)には下図のとおり13箇所あります。

あんしん給水栓位置図

あんしん給水栓設置イメージ

あんしん給水栓設置イメージ
○給水タンクや給水袋での応急給水の様子
公用車に積載した給水タンク写真
給水袋使用(水入れ)時のイメージ写真
緊急遮断弁の設置について
大地震が発生し配水管が破損した場合、配水池の水が流出し、生活用水が不足するおそれがあります。このような二次災害を防ぐため、阪南水道センターでは、4か所の配水池に緊急遮断弁を設置し、大規模な地震等による揺れを感知した際に自動的に弁が閉まるようにしています。

光陽台第二配水池(光陽台地区他)

箱作低区配水池(桃の木台地区)

西部高区配水池(箱作地区)

鳥取配水池(尾崎、箱作地区他)
水道施設の耐震化への取組
阪南水道センターでは、水道管や配水池等の耐震化など、災害に強い水道をめざして取り組んでいます。
令和2年度末で、水道管の耐震化率は約16%、配水池等の耐震化率は約44%となっています。
停電による集合住宅等での断水について
集合住宅等の「受水槽方式」が採用されている建物については、阪南水道センターの水道施設から送水に問題がない場合でも、停電が発生すると揚水ポンプが稼働しないため、受水槽内の水がなくなり、断水することがあります。
揚水ポンプは所有者の管理になるので、恐れ入りますが管理会社等にお問合せいただきますようお願いします。
例)
大阪府営住宅の連絡先
(日中)072-528-0001 泉大津管理センター
(夜間・時間外)06-6942-3240 緊急連絡センター
UR(独立行政法人都市再生機構)の連絡先
(日中)072-276-7123 泉北住まいセンター
(夜間・時間外)06-6969-2151 緊急事故受付センター
その他の集合住宅、雑居ビルの場合は、それぞれの所有者や管理組合等へ
(お願い)ご家庭でできる災害対策
断水時は飲料水だけでなくトイレなどの生活用水も必要になります。お風呂の水を捨てずにおいておくなど、生活用水の確保にも努めていただきますようお願いします。
更新日:2022年03月24日