水道料金の仕組み

更新日:2021年04月01日

水道料金体系

藤井寺水道センターの水道料金体系は、「用途別逓増型」の料金体系を採用しています。用途別逓増型料金体系とは、利用者の使用目的に応じた料金体系を設定する一方、使用水量の増加に伴い従量料金単価が逓増になる料金体系のことです。

この料金体系は、水源開発や施設拡張等には多額の費用を要することから、これに伴う費用を大口需要者の料金に反映させるとともに、節水意識を働かせることで水需要を抑制し、省資源化を図るという環境的観点から広く導入されています。

水道料金の変遷

水道料金の変遷の詳細
改定年月   【用途別】
一般用
【用途別】
業務用
【用途別】
工場用
【用途別】
公衆浴場用
備考
昭和48年
7月1日
水道料金
(円)
240 600 2,500 2,500  
基本水量
(立方メートル)
8 15 50 100  
昭和50年
12月1日
水道料金
(円)
415 1,050 4,375 4,250  
基本水量
(立方メートル)
8 15 50 100  
昭和56年
9月1日
水道料金
(円)
610 2,100 6,500 11,000  
基本水量
(立方メートル)
8 20 50 200  
平成4年
4月1日
水道料金
(円)
1,070 2,680 8,320 14,000 税込み
基本水量
(立方メートル)
10 20 50 200  
平成6年
4月1日
水道料金
(円)
870 3,400 11,000 14,000 税込み
基本水量
(立方メートル)
10 20 50 200  
平成9年
6月1日
水道料金
(円)
845 3,301 10,680 13,593 税抜き
基本水量
(立方メートル)
10 20 50 200  
令和2年
10月1日
水道料金
(円)
880 3,630 業務用に
統一
14,952 税抜き
基本水量
(立方メートル)
8 20 業務用に
統一
200  

水道料金の考え方

水道料金は公正妥当なもので、かつ能率的な経営による適正な原価を基礎とし、地方公営企業の健全な経営を確保することが出来るものでなければなりません。

また、単に既存の施設による給水のための原価を賄うだけでは十分ではなく、施設の建設、改良、再構築が可能であるように財政的基盤の強化を図りうるものでなければなりません。

今後も給水人口の減少と給水収益の低下が続くと想定され、施設や管路のダウンサイジング等の再構築が求められます。また、高度経済成長期に整備した水道施設は老朽化が進み、今後順次耐用年数を迎えることから計画的な更新投資が必要になります。

さらにわが国では大規模な地震がたびたび発生し、水道施設は甚大な被害を受け、市民生活に及ぼす影響は多大となり、本市においても水道施設の耐震化が急務となっております。

このような厳しい環境の下で、持続可能な水道経営をするに当たり、適正な水道料金を適宜検討してまいります。

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