水をつくる~浄水場~

更新日:2025年03月07日

目次

浄水場のご紹介(水道用水供給事業)

大阪広域水道企業団の水道用水供給事業には、現在、淀川を水源とする村野浄水場、三島浄水場、庭窪浄水場の3カ所の浄水場があり、合計1日あたり233万立方メートルの給水能力を有しています。

浄水場見学

村野浄水場

大阪広域水道企業団の水道の約8割の水を製造しており、わが国最大級(世界でも有数)の給水能力を有する浄水場です。また、浄水施設を立体的に配置した、世界でも珍しい階層系浄水施設があります。【給水能力 1日あたり1,797,000立方メートル】

 

庭窪浄水場

大阪広域水道企業団の水道で最も歴史のある浄水場です。また、浄水処理のしくみを楽しみながら学べる水道見学施設があります。【給水能力 1日当たり203,000立方メートル】

三島浄水場

用地確保の難しさから、三島浄水施設(摂津市)と、ろ過処理以降の処理を行う万博公園浄水施設(吹田市) に分割して、施設を整備しました。万博公園浄水施設は、万博記念競技場のグラウンドの地下に浄水池を、バックスタンドの地下にポンプ施設を配置して用地の有効利用を図っています。【給水能力 1日当たり330,000立方メートル】

浄水処理フロー

大阪広域水道企業団の前身である旧大阪府水道部では、平成10年7月から、供給水の全量を高度浄水処理水にしました。
高度浄水処理は、従来の処理に加え、オゾン処理、粒状活性炭処理等により、安全でよりおいしく、安心して飲める水道水をつくることができます。

生物処理

繊維担体を敷き詰め(厚さ2メートル)、沈でん処理水が繊維担体層を通る間に水中のアンモニア態窒素やマンガンおよび濁質分を除去します。

オゾン処理

オゾンはその強い酸化力により、カビ臭などの有機物を酸化・分解します。
 さらに、塩素消毒に強い感染性微生物であるクリプトスポリジウムに対しても効果があり、従来の処理よりも安全性が高められます。

粒状活性炭処理

粒状活性炭は、1ミリメートル程度の大きさですが、その表面には目に見えない小さな穴が無数にあいています。このため、その表面積は1グラムあたり1,000平方メートルにもなります。
 水の中に溶け込んでいる農薬や、臭いやトリハロメタンの原因となる有機物は、この穴に取り込まれ除去されます。

お問合せ先

村野浄水場
〒573-0014
大阪府枚方市村野高見台7-2
電話:072-840-5266
ファックス:072-848-4384
メールフォームによるお問合せ


庭窪浄水場
〒570-0009
大阪府守口市大庭町2-30-18
電話:06-6908-1951
ファックス:06-6909-9050
メールフォームによるお問合せ


技術管理課 技術管理グループ
〒540-0012
大阪府大阪市中央区谷町2-3-12マルイト谷町ビル3階
電話:06-6944-6869
ファックス:06-6944-6874

メールフォームによるお問合せ