浄水フロー
工業用水ができるまで
工業用水は、淀川から取水した原水を浄水場で工業用として利用できる水質まで浄水処理しています。
取水口から原水を取り入れ、まず沈砂池において水中の粗いゴミや砂を沈めます。その後、取水ポンプで着水井に送り、凝集剤を注入した後、フロック形成池、沈澱池で原水中の浮遊物などをフロック(にごりの集まり)として沈殿させ、原水を浄水処理します。こうしてつくった工業用水を、調整池に貯水した後、配水ポンプで圧送し、各受水事業所へ給水しています。

用語一覧
- 取水口:原水を管または水路などにより取り入れる入口
- 沈砂池:原水とともに流入した砂などを沈降除去するための施設
- 取水ポンプ:取水した原水を着水井に送るためのポンプ
- 着水井:浄水場へ流入する原水の水位動揺を安定させ、水位調節と流入量測定を行うために設ける池または桝
- 凝集剤:水中に含まれる微細なコロイド粒子を凝集させるために添加する薬品
- フロック形成池:沈殿処理の前処理としてフロック形成を行うための池
- 沈澱池:原水を静かに流れる広い池に流入させてフロックを沈降分離する池
- 調整池:配水量の調整や異常時の対応を目的として浄水を貯留する池
- 配水ポンプ:浄水処理された工業用水を事業所、工場等へ配水するためのポンプ
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更新日:2021年03月01日