工業用水道事業の概要
概要
飲み水がなくては人が生きていくことができないのと同じように、工業用水は産業活動を支える「産業の血液」として必要不可欠なものです。
旧大阪府水道部では、堺・泉北臨海工業地域における工業用水の需要に対応するため、昭和34年度から44年度にかけて「産業基盤整備」としての工業用水道を建設し、また、昭和62年度から平成6年度にかけて、関西国際空港の対岸の「りんくうタウン」や「食品コンビナート」への施設整備を行い、産業の発展に大きく貢献してきました。
一方、北摂、東大阪、泉州地域における地下水の汲み上げ規制に伴い、工業用地下水の代替水を供給するために、昭和39年度から54年度にかけて「地盤沈下対策」としての工業用水道を建設しました。
平成23年4月1日からは大阪広域水道企業団が事業を継承し、府内の企業413社(令和4年3月末現在)に対して給水を行っています。
工業用水道事業に関するパンフレットも作成しております。
主要施設及び給水区域
企業団では、淀川から取り入れた水を守口市にある大庭浄水場と、摂津市にある三島浄水場の2ヵ所で処理し、企業や工場に送っています。2つの浄水場で一日最大給水量80万立方メートルの施設能力をもっており、4つのポンプ場で加圧して配水しています。
現在、北は高槻市から南は泉南市まで、府内25市2町の企業や工場に給水しています。
大庭浄水場 | 三島浄水場 | |
---|---|---|
施設能力 | 1日あたり60万立方メートル | 1日あたり20万立方メートル |
関係施設 |
|
|
給水区域 |
|
|
大庭浄水場
三島浄水場
八尾ポンプ場
八尾ポンプ場拡大写真はこちら (JPEG: 218.8KB)
泉大津ポンプ場
お問合せ先
工務課 工務グループ
〒540-0012
大阪府大阪市中央区谷町2-3-12マルイト谷町ビル3階
電話:06-6944-6873
ファックス:06-6944-6874
更新日:2022年12月05日