工業用水道事業の概要

更新日:2024年11月15日

概要

 飲み水がなくては人が生きていくことができないのと同じように、工業用水は産業活動を支える「産業の血液」として必要不可欠なものです。
 大阪広域水道企業団の前身である大阪府水道部は、堺・泉北臨海工業地域などにおける工業用水の需要に対応するため、昭和34年度から昭和44年度にかけて「産業基盤整備」としての工業用水道を整備しました。
 また、北摂地域、東大阪地域及び泉州地域などにおける地下水の汲み上げ規制に伴い、工業用地下水の代替水を供給するために、昭和39年度から昭和54年度にかけて「地盤沈下対策」としての工業用水道を整備しました。
 さらに、昭和62年度から平成6年度にかけて、関西国際空港の対岸の「りんくうタウン」や「食品コンビナート」への施設整備を行い、産業の発展に大きく貢献してきました。
 平成23年4月1日からは大阪広域水道企業団が事業を継承し、府内の企業415社(令和6年3月末現在)に給水を行っています。

海に囲まれ、大小様々な建物が密集した広い工業地域を上空から撮影した航空写真

工業用水道事業に関するパンフレットも作成しております。

主要施設及び給水区域

 大阪広域水道企業団では、淀川から取り入れた水を守口市にある大庭浄水場で処理し、4つのポンプ場で加圧して、府内25市2町の工場や商業施設などに給水しています。

主要施設概要及び給水区域詳細
  大庭浄水場
施設能力 1日あたり47万立方メートル
関係施設
  • 八尾ポンプ場
  • 泉大津ポンプ場
  • 東除ポンプ場
  • 枚岡加圧ポンプ場
給水区域
  • 摂津市、守口市、門真市、泉大津市、忠岡町の全域
  • 豊中市、茨木市、高槻市、吹田市、大阪市、寝屋川市、大東市、四條畷市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、羽曳野市、柏原市、堺市、高石市、和泉市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、田尻町の一部

大庭浄水場

川の向こう岸に市街地が広がり、川の手前の街並みの中に等間隔に区切られて水が溜まっている浄水施設の近隣一帯を上空から撮影した航空写真

八尾ポンプ場

施設の下手に道路が走り、水が溜まっている浄水場や建物がある敷地がある近隣一帯を上空から撮影した航空写真

泉大津ポンプ場

左側に幹線道路が走り、中央に緑色の円形の敷地と右手に黄色のタワーがある近隣一帯を上空から撮影した航空写真

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