災害に備え「飲料水を備蓄」しましょう

更新日:2024年08月16日

 大阪広域水道企業団では、市町村とともに、災害に強い水道の構築や応急給水拠点の整備等に取り組んでいますが、ご家庭や職場でも災害時に備えて飲料水の備蓄にご協力をお願いします。

飲料水の備蓄について

人が生命を維持するのに必要な飲料水の量は1人1日あたり3リットルと言われています。
いざという時のために、飲料水を備蓄しておきましょう。

1人1日3リットル×家族×3日分の人数分の飲料水のイラスト

(補足)大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。

水道水を備蓄する方法は、下記を参考にしてください。
市販のペットボトル水などを備蓄する方法もありますが、その際は賞味期限等にご注意ください。

水道水の備蓄方法

(1)清潔でふたができる容器を用意する

 容器内が汚れていると水の中の消毒用塩素がすぐに消失し細菌が繁殖しますので、水道水で何度もよく洗ってください。

(2)水道水を蛇口から直接容器に入れる

 浄水器を通した水、沸騰させた水、井戸水などは消毒用塩素が含まれていないため備蓄には向きません。必ず水道の蛇口から出てくる水を直接入れてください。

(3)容器は満水にして、直射日光の当たらない風通しのよい場所で保管する

 容器に空気が残らないよう、水を口いっぱいまで入れてしっかりふたを閉め、日陰の風通しのよい場所で保管してください。

(4)定期的に容器内の水道水を入れ替える

 保管中に消毒用塩素が消失し細菌が繁殖するおそれがありますので、3日程度で定期的に入れ替えをお願いします。消毒用塩素は水温が高いときほど早く消失しますので、暑さが続く日は早めに入れ替えるようにしてください。また、取り替えた水はお風呂や庭木の水やりなどに有効に活用しましょう。

生活用水の確保について

断水時は、飲料水だけでなくトイレなどの生活用水も必要となります。
お風呂の水を捨てずに置いておくなど、生活用水の確保にも努めていただきますようお願いします。

(注意)乳幼児のいる家庭では、溜めたお風呂の水で子どもが溺れる危険があるため、おすすめしません。

 

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