カーボンニュートラルの推進等に関する包括連携協定
関西電力株式会社とカーボンニュートラルの推進等に関する包括連携協定を締結しました
当企業団は、経営戦略2020-2029において、「環境にやさしい水道事業体」をめざすことを取組方針として定めており、大規模水道事業者の社会的責務として、カーボンニュートラルの推進等の検討を進めています。
一方、関西電力株式会社は、「関西電力グループ中期経営計画(2021-2025)」で掲げた「サービス・プロバイダー」への転換に取り組んでおり、社会の幅広い課題の解決に貢献することをめざす中で、互いの方向性が合致したことから、令和4年3月29日に、関西電力株式会社と「カーボンニュートラルの推進等に関する包括連携協定」を締結しました。
連携事項
(1) カーボンニュートラルの推進の検討に関する事項
(2) 当企業団の施設におけるレジリエンス強化(防災、減災)の検討に関する事項
(3) 相互に連携協力を行うことが必要と認められる事項
協定締結式
1.日 時
令和4年3月29日(火曜日)10時00分~10時30分
2.会 場
大阪広域水道企業団本部会議室(マルイト谷町ビル4階)
3.出席者
大阪広域水道企業団 副企業長 松本 竜三
関西電力株式会社 ソリューション本部 副本部長 南部 博之
締結式当日の様子
協定書
大阪広域水道企業団と関西電力株式会社との カーボンニュートラルの推進等に関する包括連携協定書 (PDFファイル: 157.4KB)
協定書に基づく取組
第一弾

村野浄水場
国内最大規模の浄水場である村野浄水場において、以下の設備を導入します。
(1)太陽光発電設備
(2)蓄電池設備
(3)電気自動車及び充放電設備
(4)おまかSave-Air
(おまかSave-Airは、制御用コンピューターで空調の室外機を自動制御し、快適性を維持しながら省エネを実現する、新しい次世代の省エネサービス)
竣工式
村野浄水場にPPAによる太陽光発電設備の設置、発電した電力を電気自動車に使用するゼロカーボンドライブの実施など、太陽光発電設備を最大限活用する先進的な設備が完成し、竣工式を開催しました。
なお、太陽光で発電した電力を電気自動車に活用するゼロカーボンドライブは、水道事業者としては国内初の取組みとなります。
1.日 時
令和5年8月9日(水曜日)13時00分~14時00分
2.会 場
大阪広域水道企業団 村野浄水場 平面系高度浄水施設 4階会議室
3.設備概要
発電容量 495kW(パネル枚数 1,320枚)
想定年間発電量 約57万kWh(CO2削減見込量 約177t/年)
蓄電池容量 300kWh

記念撮影(ゼロカーボンドライブ)
稼働時の様子

太陽光発電設備
今後の取組
- 他機場への太陽光発電設備設備や電気自動車の設置
- その他、カーボンニュートラルの推進やレジリエンス強化(防災、減災)に関する事項など
村野浄水場における取組の概要
当企業団は、大規模水道事業者の社会的責務を果たすため、「環境にやさしい水道事業体」をめざし、今後も継続してカーボンニュートラルの推進等に取組んでいきます。
お問合せ先
技術管理課 技術管理グループ
〒540-0012
大阪府大阪市中央区谷町2-3-12マルイト谷町ビル3階
電話:06-6944-8029
ファックス:06-6944-6874
更新日:2023年08月15日