送水での水質管理

更新日:2022年09月01日

定期的な水質検査

広大な給水区域の水質を効果的に管理するため、各市町村へ送り出される水は、月に1回、送水幹線上の53地点で採水し、水質検査を行っています。

市町村分岐地点名と送水施設を表した送水幹線全体図

水質モニターによる連続監視

 浄水場の送水系統毎に、市町村への分岐地点や大阪広域水道企業団の主な施設において連続自動水質計測器(水質モニター)を設置して、水道法で1日1回以上検査することが定められている色・濁り・消毒の残留効果(遊離残留塩素)の連続監視を行っています。
その他、pH値・電気伝導度・水温についても連続監視を行い、広域的な送水過程における水質を常時把握しています。

計装電源盤と書かれた扉の下にコードが繋がった装置とモニター画面がある水質モニターの写真

アクアネット大阪

 大阪広域水道企業団では受水市町村との間で送水情報ネットワークシステム(アクアネット大阪)を構築しています。このシステムにより、浄水場や送水施設に設置された連続自動水質計測器の水質データや、水の運用状況などをリアルタイムで把握することができます。また非常時には、緊急情報の一斉通知機能により早期に事故時の緊急対応体制をとって、被害を最小限に抑えます。

水質モニター系統図が表示された、送水情報ネットワークシステム(アクアネット大阪)の画面キャプター

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