カーボンニュートラルの推進等に関する包括連携協定

更新日:2023年08月15日

関西電力株式会社とカーボンニュートラルの推進等に関する包括連携協定を締結しました

 

   当企業団は、経営戦略2020-2029において、「環境にやさしい水道事業体」をめざすことを取組方針として定めており、大規模水道事業者の社会的責務として、カーボンニュートラルの推進等の検討を進めています。

   一方、関西電力株式会社は、「関西電力グループ中期経営計画(2021-2025)」で掲げた「サービス・プロバイダー」への転換に取り組んでおり、社会の幅広い課題の解決に貢献することをめざす中で、互いの方向性が合致したことから、令和4年3月29日に、関西電力株式会社と「カーボンニュートラルの推進等に関する包括連携協定」を締結しました。

連携事項

(1) カーボンニュートラルの推進の検討に関する事項

(2) 当企業団の施設におけるレジリエンス強化(防災、減災)の検討に関する事項

(3) 相互に連携協力を行うことが必要と認められる事項

 

協定締結式

1.日   時

令和4年3月29日(火曜日)10時00分~10時30分

2.会   場

大阪広域水道企業団本部会議室(マルイト谷町ビル4階)

3.出席者

大阪広域水道企業団   副企業長   松本 竜三
関西電力株式会社   ソリューション本部   副本部長   南部 博之

締結式の様子

締結式当日の様子

協定書

協定書に基づく取組

第一弾

村野浄水場

村野浄水場

  国内最大規模の浄水場である村野浄水場において、以下の設備を導入します。

(1)太陽光発電設備

(2)蓄電池設備

(3)電気自動車及び充放電設備

(4)おまかSave-Air
(おまかSave-Airは、制御用コンピューターで空調の室外機を自動制御し、快適性を維持しながら省エネを実現する、新しい次世代の省エネサービス)

 

竣工式

  村野浄水場にPPAによる太陽光発電設備の設置、発電した電力を電気自動車に使用するゼロカーボンドライブの実施など、太陽光発電設備を最大限活用する先進的な設備が完成し、竣工式を開催しました。

  なお、太陽光で発電した電力を電気自動車に活用するゼロカーボンドライブは、水道事業者としては国内初の取組みとなります。

1.日 時

令和5年8月9日(水曜日)13時00分~14時00分

2.会 場

大阪広域水道企業団 村野浄水場 平面系高度浄水施設 4階会議室

3.設備概要

発電容量 495kW(パネル枚数 1,320枚)

想定年間発電量 約57万kWh(CO2削減見込量 約177t/年)

蓄電池容量 300kWh

記念撮影(ゼロカーボンドライブ)

記念撮影(ゼロカーボンドライブ)

稼働時の様子

稼働時の様子

太陽光発電

太陽光発電設備

今後の取組

  • 他機場への太陽光発電設備設備や電気自動車の設置
  • その他、カーボンニュートラルの推進やレジリエンス強化(防災、減災)に関する事項など

村野浄水場における取組の概要

通常時の運用
非常時の運用

 

当企業団は、大規模水道事業者の社会的責務を果たすため、「環境にやさしい水道事業体」をめざし、今後も継続してカーボンニュートラルの推進等に取組んでいきます。

お問合せ先

技術管理課 技術管理グループ
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